2024年11月の3、4日に『日本線維筋痛症・慢性疼痛学会第14回学術集会』が開催され、出席してきました。
場所は、東京お茶の水の順天堂大学でした。
めちゃめちゃ立派な建物です
全国から学会に所属しているドクターや鍼灸師、医療関係者の方々がたくさん集まり、最新の治療法や薬の話、治療例などを講演されていました。
線維筋痛症の治療において著名な日本橋リウマチペインクリニックの岡先生や今回の大会長である順天堂大学脳神経内科の西岡先生、湯たんぽ治療の私の大好きな斑目先生など多くの著名な先生たちの講演を聞き、大変多くの刺激を受けました。
どの講演もとても勉強になったのですが、私が参加して特に面白かった講演は
「慢性疼痛の原因とその病態」 服部信孝先生
「パーキンソン病と慢性疼痛」 西岡健弥先生
「慢性痛時の下降性疼痛制御系の変化」 小幡英章先生
「慢性痛と新しい脳内痛み修飾系」 倉田二郎先生
「慢性疼痛、痛覚変調性疼痛、中枢神経感作‥どのように評価し治療に結びつけるか」 西原真理先生
「慢性疼痛と東洋医学」 座長 斑目健夫先生
「痛覚変調性疼痛の神経メカニズム解明最前線」 座長 加藤総夫先生
がありました。
去年の学会から『痛覚変調性疼痛』という概念が提起され、今年はその病態の研究がさらに進んでいるなと感じました。
いうまでもなく線維筋痛症は難しい疾患で、未だ解明されず、悩んでいる方も多くおられると思います。でも世界中の医療従事者が研究して、現場ではあれはどうだこれは効くかと七転八倒しながら頑張っています。
そんななかで、改善する方もたくさんいることも間違いない事実です。
私にもできることは確実にあると勇気づけられた会でしたました。
帰りにはいつもの「屯ちん」
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