マッサージの効果

「マッサージは気持ちいいから好き」という方は多いと思いますが、マッサージにはそれだけではないさまざまな健康効果があります。

心もからだもリフレッシュ出来るマッサージの効果について説明します。

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其の一　　血行促進

マッサージの効果の代表的な物がこの血行促進です。血管には心臓から全身に行く動脈と全身から心臓に戻る静脈がありますが、そのうちの静脈は身体の表面に近いところを走っていて、その静脈にそってマッサージする事で滞っていた血流を改善する事が出来ます。

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其のニ　　リンパの流れの改善

マッサージにはリンパの流れを改善する効果もあります。リンパとは静脈と並行して身体の中を流れる水の流れの事で、細胞からの老廃物や疲労物質を運ぶ役割を持っています。しかしリンパには血管と違い心臓の様なポンプの役割のものが無く、筋肉の収縮による圧力で流れているのですが、運動不足やコリなどでその流れが不調をきたしてしまいます。マッサージによってコリをほぐし、リンパの流れを取り戻す事が出来ます。

 

其の三　　疲労の回復

細胞に溜まった乳酸などの疲労物質は重力の関係で下半身に溜まりやすくなっています。そのため特に下半身のマッサージは疲労物質を取り除き、疲れを取る効果が高いのです。

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其の四　　ストレスの解消

毎日の仕事や生活で精神的なストレスを感じている方にもマッサージは効果的です。ストレスがかかったからだには副腎皮質ホルモンのコルチゾールが増加します。コルチゾールには血管を収縮させる働きがあり、長時間その状態が続くとさまざまなからだの不調を引き起こします。マッサージを受けるとコルチゾールの分泌量が低下する事が分かっています。

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其の五　　自律神経のバランスをとる

​マッサージを受けると自律神経のバランスが整います。自律神経には活動時に優位な交感神経とリラックスしたときに優位な副交感神経があり、マッサージを受ける事により、日々の仕事などで交感神経優位に傾いた身体をリラックスさせ、副交感神経優位に傾けます。そのため自律神経失調症や不眠症などにも効果があります。

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其の六　　免疫力を高める

​マッサージを受ける事で免疫力も高める事が出来ます。免疫力とはウイルスや細菌などに対する身体の抵抗力のことですが、その主要細胞である白血球は体温によってその活性が変わる事が分かっています。体温が1度上がれば免疫力は４０％上がる事も分かっています。マッサージによってからだの流れが活性化される事で体温が上がり、免疫力が上がります。