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  • 膀胱炎が治った人の話

    最近来られた膀胱炎の方の患者様の声を掲載します。 同じような辛い症状を抱えている方に読んでいただきたいと思います。 ​クリックすると拡大します ​ 膀胱炎 同じ症状でお困りの方に教えたい気持ちでいっぱいです お名前  M,M 年齢 70歳    性別  女性 ​症状 膀胱や骨盤の辺りの重い刺すような 痛み ​ 来院前の状態 ​膀胱炎になり、抗生剤で菌はなくなったものの、痛みが消えず、泌尿器科で処方された漢方(竜胆瀉肝湯と猪苓湯合四物湯)と鎮痛剤(ソランタール)を服用し続けたが、4ヶ月経ってもいっこうに改善せず、常に痛みを感じながら生活していた。(数年前、同じ症状が出た時はこれらの薬で1ヶ月で治ったのだが) 当院の感想など何でも結構です ​これは「慢性膀胱痛症候群」(病変のないタイプの間質性膀胱炎のこと)という原因不明の疾患で、治療方法もこれといった薬もない、とのこと。 ほとほと困り果て、ネットで検索しているうち、当院を発見し、まさに藁にもすがる思いで訪れました。本当に驚いたのですが、施術当日から痛みが薄れ、翌日、翌々日も非常に楽に暮らせました。そこで、もう少し安定させたいと思い、2週間で計3回受けたところです。​ この間、何度か、あれ?と怪しくなることもありましたが、その痛みも長続きせず、すぐ楽になり、以前の傷みのない暮らしにほとんど戻ったように感じています。初めての鍼灸でしたが、その効果に感激しています。本当に有難うございました。とても良い先生だと思います。 ​同じ症状でお困りの方に教えたい気持ちでいっぱいです。 院長より お褒めのお言葉ありがとうございました。嬉しいです。藁にもすがる思いの方の期待に応えられて本当に良かったです。これからも一人一人の患者さんと一期一会の気持ちで真剣に治療に取り組んで参ります。​​ 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • 潰瘍性大腸炎に鍼灸ができること

    潰瘍性大腸炎(UC)は、大腸の粘膜に炎症が起こり、下痢、血便、腹痛、便意切迫感、倦怠感などが続く慢性疾患です。治療の中心は医療機関での検査・薬物療法であり、鍼灸はそれらの代替ではありません。 そのうえで東洋医学では、病名だけで体を一括りにせず、「いま、その人の体がどんな状態に傾いているか」を丁寧にみていきます。潰瘍性大腸炎の方は、症状の波(寛解と再燃)に加え、冷え・疲労・睡眠不足・ストレスなどでお腹の調子が揺れやすいことが多く、 鍼灸はその“揺れ”を小さくするための体づくりに効果的です。 東洋医学でみる潰瘍性大腸炎:大腸だけでなく「脾・肝・腎」のバランス 東洋医学では、腸の症状を「大腸だけの問題」とは見ません。消化吸収や水分代謝に関わる「脾(ひ)」、体を温め巡らせる「腎(じん)」、気の巡りとストレス反応に関わる「肝(かん)」など、複数の働きのバランスとして捉えます。 同じ潰瘍性大腸炎でも、次のように体質傾向を分けることができます。 脾虚(ひきょ)タイプ:疲れやすい、食後にだるい、軟便・下痢になりやすい 肝鬱(かんうつ)タイプ:緊張やストレスで腹痛・便意が強まる、胸脇が張る、ため息が増える 腎陽虚(じんようきょ)タイプ:冷えが強い、朝方に下しやすい、腰がだるい、回復力が落ちている 湿熱(しつねつ)タイプ:熱感、粘り気のある便、肛門周囲の灼熱感、口の渇きなど(状態によっては医療機関優先) 鍼灸では、脈・舌・腹の緊張、冷え、睡眠、食欲、疲労の質などを手がかりに、いまの偏りを見立て、整える方向を決めます。 潰瘍性大腸炎の腹痛・張り・便意切迫感に:気の巡りを整える鍼灸 潰瘍性大腸炎のつらさは「痛み」だけでなく、急な便意や腹部の不快感が生活の自由度を奪う点にあります。東洋医学では、ストレスで気が滞る状態を肝鬱と捉え、気の巡りが悪いと痛みや張り、急な便意が出やすいと考えます。 鍼灸では、みぞおち〜脇腹、下腹部、背中、手足のツボを使い、呼吸が深くなる方向へ導きながら腹部の過緊張をほどいていきます。「お腹が柔らかくなった」「張りが抜けた」「トイレの不安がなくなった」といった体感の変化を感じていただけると思います。 下痢しやすい・疲れやすい体質に:脾を補って「波」を小さくする 東洋医学でいう脾は、食べたものをエネルギーに変え、体の水分バランスを保つ要のような存在です。脾が弱ると、疲れやすい・食後にだるい・軟便になりやすいなどが出やすく、体調の波も大きくなりがちです。 鍼灸では、胃腸の働きを支えるツボや、全身の気血を補うツボを用い、回復力の底上げを狙います。寛解期でも「疲れるとすぐ崩れる」方は、症状が出てから追いかけるより、崩れにくい体の土台づくりが重要になります。 腎を温めて回復力を支える 北海道のように寒暖差が大きく、冷えが生活に入り込みやすい地域では、「冷え」によりが腸の不調が助長される方も少なくありません。東洋医学では、体を温める力(腎陽)が弱ると、朝方の下痢、腰のだるさ、冷え、疲労の抜けにくさが出やすいと考えます。 このタイプでは、刺激量を控えめにしつつ、お灸や温める施術を組み合わせて「温めて巡らせる」ことを重視します。冷えが和らぐと、腹部のこわばりや不快感が軽く感じられると思います。 潰瘍性大腸炎と睡眠:東洋医学でも「回復の要」 睡眠は、気血を養い、回復力を立て直す時間です。眠りが浅い、途中で目が覚める、夢が多いなどが続くと、日中の緊張が抜けず、腸の症状も揺れやすくなります。 鍼灸では、自律神経の過緊張を緩め、頭・首肩・背中のこわばりを改善、眠りに入りやすい状態を作ること目指します。睡眠が整うと、食欲や気分、疲労感にも良い連鎖が起こりやすく、結果として体調が改善していきます。 鍼灸を受けるタイミングと注意点(医療機関の治療が軸) 鍼灸は、炎症の評価や薬の調整を行うものではありません。 血便の増加、発熱、強い腹痛、急激な体重減少、脱水が疑われる場合などは、まず医療機関への相談が優先です 。 鍼灸は、主治医の治療方針を軸にしながら、寛解期〜不安定期の「体調の波」「冷え」「緊張」「睡眠」「疲労」といった周辺要因を整える併用ケアとして活用されるのがいいと思います。 まとめ:潰瘍性大腸炎は「病名」より、いまの体を整える 潰瘍性大腸炎は、同じ診断名でも体の状態は人それぞれです。東洋医学の強みは、症状の背景にある冷え・疲労・気の滞り・回復力の低下などを丁寧に見立て、いま必要な方向を見つけ、そこへ体を向かわせることにあります。 「再燃しないように整える」「崩れたときに戻りやすい体を作る」「生活の質を守る」——そのための選択肢として、鍼灸があります。 鍼灸指圧Sweep(札幌市中央区)では、潰瘍性大腸炎の方に対して、医療機関での治療を大切にしながら、東洋医学の視点で「冷え」「疲労」「ストレスによる緊張」「睡眠の乱れ」など体調の土台を整えるサポートを行っています。北海道は季節の寒暖差や冷えの影響を受けやすい地域でもありますので、「お腹が冷えると調子が崩れる」「疲れると波が出る」といったお悩みがある方は、無理のない範囲で一度ご相談ください。 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • テニス肘に鍼灸ができること

    テニス肘は、日常生活やスポーツ活動で腕や肘に痛みを感じる多くの人が悩む症状です。特にテニスやゴルフ、重い物を持つ作業をする人に多く見られます。痛みが続くと仕事や趣味にも支障が出るため、早めの対処が求められます。鍼灸治療により、テニス肘の痛みを和らげ、回復を助けることが可能です。この記事では、テニス肘の原因や症状、そして鍼灸治療がどのように役立つかを詳しく解説します。 テニス肘とは何か テニス肘は、正式には 「上腕骨外側上顆炎」 と呼ばれ、肘の外側にある腱の炎症が原因で起こります。テニスのスイング動作の繰り返しや、手首を使う動作が多い仕事で発症しやすいです。痛みは肘の外側に集中し、物を持ち上げたり手首を動かしたりすると悪化します。 主な症状 肘の外側の痛みや圧痛 手首を動かすときの痛み 握力の低下 日常動作での違和感や痛み 痛みが強くなると、簡単な動作でも困難になるため、早期のケアが重要です。 テニス肘の原因とメカニズム テニス肘は、肘の外側に付着する筋肉の腱が繰り返しの負荷で微細な損傷を受け、炎症や腱の変性が起こることで発症します。特に手首を伸ばす筋肉群が影響を受けやすいです。 繰り返しの動作 :テニスのバックハンドスイングや重い物の持ち運びなど 筋肉の疲労 :筋肉の柔軟性低下や筋力不足 姿勢の問題 :肘や手首の使い方の悪さ これらの要因が重なることで、腱に負担がかかり痛みが生じます。 鍼灸治療がテニス肘にできること 鍼灸は、体の自然治癒力を高める伝統的な治療法です。テニス肘に対しては、痛みの軽減や炎症の抑制、筋肉の緊張緩和に効果が期待できます。 鍼灸の具体的な効果 痛みの緩和 鍼を刺すことで神経を刺激し、痛みを感じる信号を抑制します。また、エンドルフィンなどの自然な鎮痛物質の分泌を促します。 血流の改善 鍼灸は局所の血行を良くし、炎症を抑え、損傷した組織の修復を助けます。 筋肉の緊張緩和 筋肉のこわばりを和らげ、動きをスムーズにします。 自己治癒力の向上 体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることで再発防止にもつながります。 鍼灸治療の流れ 問診と検査 痛みの場所や程度、生活習慣を詳しく聞き取り、肘の状態を確認します。 鍼の施術 肘周辺や関連する経絡(けいらく)に鍼を刺します。痛みのある部分だけでなく、全身のバランスを考慮した施術も行います。 お灸の使用 必要に応じてお灸を使い、温熱効果で血行促進を図ります。 アフターケアの指導 日常生活での注意点やストレッチ、筋力トレーニングのアドバイスをお話しします。 鍼灸治療の実際の効果と事例 鍼灸治療は、病院での薬物療法や理学療法と組み合わせることで、より効果的にテニス肘の症状を改善できます。実際に鍼灸を受けた患者の多くは、数回の施術で痛みが軽減し、日常生活の質が向上しています。 具体的な事例 40代男性のケース 仕事でパソコン作業が多く、肘の痛みが続いていた。週に1回の鍼灸治療を3ヶ月続けた結果、痛みが半減し、仕事の効率も上がった。 50代女性のケース ガーデニングが趣味で重い道具を使うことが多かった。鍼灸治療とストレッチ指導で痛みが改善し、趣味を楽しめるようになった。 これらの例は、鍼灸が痛みの緩和だけでなく、生活の質を高める役割も果たしていることを示しています。 鍼灸治療を受ける際の注意点 鍼灸治療は安全な方法ですが、以下の点に注意してください。 信頼できる施術者を選ぶ 国家資格を持つ経験豊富な鍼灸師に施術を受けることが大切です。 症状の正確な診断を受ける 痛みの原因がテニス肘以外の場合もあるため、整形外科などで診断を受けてから鍼灸を始めると安心です。 体調や持病を伝える 血液疾患や感染症、妊娠中の場合は施術前に必ず相談してください。 施術後のケアを守る 無理な動作を避け、指導されたストレッチや休息をしっかり行いましょう。 日常生活でできるテニス肘の予防とケア 鍼灸治療と合わせて、日常生活での予防やケアも重要です。 適切な休息を取る 肘に負担がかかる動作を続けないようにしましょう。 ストレッチを習慣にする 肘や手首の筋肉を柔らかく保つことで、負担を減らせます。 筋力トレーニングを行う 腕や肩の筋肉を鍛えることで、肘への負担を軽減します。 正しい姿勢を意識する 作業時の姿勢を見直し、肘や手首に無理な力がかからないようにしましょう。 適切な道具を使う テニスラケットやゴルフクラブのグリップサイズを 自分に合ったものに変えることも効果的です。 鍼灸治療を始める前に知っておきたいこと 鍼灸は即効性がある場合もありますが、症状の程度や個人差によって効果の現れ方は異なります。継続的な治療と生活習慣の改善が必要です。 施術の流れと通院ペース 初回は症状やお悩みを詳しくお聞きし、お一人おひとりに合った施術プランをご提案します。 症状が安定するまでは、週1〜2回の施術をおすすめしています。その後は、状態を見ながら2週間に1回、月1回とペースを調整していきます。 まとめ テニス肘は鍼灸治療で比較的短期で痛みが消えることが多い疾患ですが、放っておくと癖になったり、長期にわたる治療が必要になる場合もあります。つらい症状に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください。 鍼灸指圧Sweepは、あなたの健康を多角的にサポートするパートナーでありたいと考えています。現代医学と東洋医学、それぞれの良さを活かしながら、より良い毎日を送るお手伝いをさせていただきます。 ご予約・お問い合わせは、お電話(011-206-6564)からお気軽にどうぞ。お待ちしております。 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • バセドウ病に鍼灸ができること|症状緩和から日常生活のサポートまで

    バセドウ病と診断され、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。動悸、手の震え、体重減少、疲れやすさ…これらの症状に日々悩まされている方に、鍼灸治療がどのようなサポートができるのかをお伝えします。 バセドウ病とは? バセドウ病は、甲状腺が過剰に働き、甲状腺ホルモンが多く分泌される自己免疫疾患です。20〜40代の女性に多く発症し、日本では約1000人に1〜2人が罹患すると言われています。 主な症状として、動悸・頻脈、手指の震え、体重減少(食欲があるのに痩せる)、発汗増加・暑がり、イライラ・不眠、眼球突出(バセドウ眼症)、倦怠感・疲れやすさなどが挙げられます。これらの症状は、日常生活の質を大きく低下させることがあります。 現代医学での治療について バセドウ病の治療は主に3つあります。抗甲状腺薬による薬物療法、放射性ヨウ素治療、そして手術療法です。多くの方がまず薬物療法から始めますが、長期間の服用が必要なことや、副作用への不安を感じる方もいらっしゃいます。 当院では、これらの現代医学的治療を否定するものではありません。むしろ、専門医の指導のもとで適切な治療を受けていただくことが最も重要です。鍼灸治療は、その治療と並行して、身体の調子を整えるサポート役として位置づけています。 鍼灸がバセドウ病に対してできること 鍼灸治療は、バセドウ病そのものを「治す」治療ではありませんが、以下のような形で患者さんの生活の質を向上させるお手伝いができます。 1. 自律神経のバランス調整 バセドウ病では、甲状腺ホルモンの過剰により交感神経が優位になりがちです。鍼灸治療は、副交感神経の働きを促し、自律神経のバランスを整える効果があります。これにより、動悸や発汗、イライラ感などの症状緩和につなげます。 2. 動悸・頻脈の緩和 動悸は、バセドウ病患者さんが最もつらいと感じる症状の一つです。内関(ないかん)や神門(しんもん)といったツボへの施術は、心臓の働きを落ち着かせ、動悸を和らげる効果が多く報告されています。 3. 手の震えへのアプローチ 手指の震えは、字を書く、箸を持つなどの日常動作に支障をきたします。鍼灸では、合谷(ごうこく)や曲池(きょくち)などのツボを用いて、筋肉の緊張を緩和し、震えの軽減をサポートします。 4. 不眠・イライラの改善 甲状腺機能亢進により、眠れない、気持ちが落ち着かないという方が多くいらっしゃいます。鍼灸治療により、リラックス効果を促し、睡眠の質を高めるお手伝いをします。百会(ひゃくえ)や安眠(あんみん)などのツボが効果的です。 5. 倦怠感・疲労感の軽減 代謝が亢進することで、常にエネルギーを消耗している状態が続きます。鍼灸治療では、足三里(あしさんり)や関元(かんげん)といったツボを用いて、全身の気血の巡りを改善し、疲労回復を促します。 当院の施術について 当院では、鍼(はり)、灸(きゅう)、指圧を組み合わせた施術を行っています。 【鍼治療】 髪の毛ほどの細い鍼を使用し、ほとんど痛みを感じることなく施術を受けていただけます。使い捨ての鍼を使用しているため、衛生面も安心です。自律神経の調整、血行促進、筋肉の緊張緩和に効果があります。 【灸治療】 もぐさを使った温熱療法で、冷えの改善や免疫力の向上をサポートします。じんわりとした温かさが心地よく、リラックス効果も高いです。バセドウ病の方は体温調節が難しいこともありますので、症状に合わせて適切な温度で施術します。 【指圧治療】 ツボを指で押すことで、気血の流れを促進し、筋肉のこわばりをほぐします。鍼や灸が苦手な方にも受けやすい施術です。肩こりや首のこりなど、ストレスによる身体の不調にも効果的です。 通院中の方へ ― 注意点とお願い 鍼灸治療を受けていただくにあたり、いくつかの注意点があります。 現在の服薬状況、検査結果(甲状腺ホルモン値など)を施術前にお知らせください。 症状の急激な悪化や、発熱、強い動悸などがある場合は、まず主治医にご相談ください。 甲状腺クリーゼ(重篤な合併症)の兆候がある場合は、直ちに医療機関を受診してください。 施術の流れと通院ペース 初回はカウンセリングを含めて60〜90分程度お時間をいただきます。症状やお悩みを詳しくお聞きし、お一人おひとりに合った施術プランをご提案します。 症状が安定するまでは、週1〜2回の施術をおすすめしています。その後は、状態を見ながら2週間に1回、月1回とペースを調整していきます。 まとめ バセドウ病は長期にわたる治療が必要な疾患ですが、鍼灸治療を併用することで、症状の緩和や生活の質の向上が期待できます。動悸、手の震え、不眠、倦怠感など、つらい症状に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください。 私たちは、あなたの健康を多角的にサポートするパートナーでありたいと考えています。現代医学と東洋医学、それぞれの良さを活かしながら、より良い毎日を送るお手伝いをさせていただきます。 ご予約・お問い合わせは、お電話(011-206-6564)からお気軽にどうぞ。お待ちしております。 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • クローン病に鍼灸ができること

    クローン病は、口から肛門までの消化管のあらゆる部位に炎症が起こりうる慢性の炎症性腸疾患です。腹痛、下痢、体重減少、発熱、倦怠感など、様々な症状が現れ、患者さんの日常生活に大きな影響を与えます。現代医学では、抗炎症薬、免疫抑制剤、生物学的製剤などの薬物療法が中心となりますが、これらの治療と並行して、鍼灸治療が症状の緩和や体質改善に役立つことがあります。本記事では、クローン病に対する鍼灸治療の可能性について詳しくご紹介します。 クローン病とは クローン病は、原因不明の慢性炎症性腸疾患で、厚生労働省の指定難病の一つです。主に小腸と大腸に炎症が起こりますが、消化管のどの部位にも発症する可能性があります。10代後半から30代前半の若い世代に発症することが多く、男性にやや多い傾向があります。 主な症状としては、腹痛(特に右下腹部)、慢性的な下痢、血便、体重減少、発熱、倦怠感、貧血などがあります。また、腸管の狭窄(狭くなること)、瘻孔(腸と他の臓器や皮膚との間に異常な通路ができること)、膿瘍(膿がたまること)などの合併症が起こることもあります。さらに、関節炎、皮膚症状、眼の炎症など、消化管以外の症状(腸管外合併症)が現れることもあります。 クローン病は完治が難しく、寛解(症状が落ち着いている状態)と再燃(症状が悪化する状態)を繰り返すことが多いため、長期的な治療と生活管理が必要となります。 東洋医学から見たクローン病 東洋医学では、クローン病は主に「泄瀉(せっしゃ)」や「腹痛」「痢疾(りしつ)」などの範疇で捉えられます。その病態は、主に以下のような証(しょう)として分析されます。 脾胃虚弱(ひいきょじゃく) 消化吸収を司る「脾」と「胃」の機能が低下した状態です。食欲不振、軟便や下痢、腹部の膨満感、倦怠感、顔色の悪さなどの症状が現れます。クローン病による慢性的な消化器症状は、この証と関連していることが多いです。 脾腎陽虚(ひじんようきょ) 脾の虚弱が長期化し、さらに「腎」の陽気(体を温めるエネルギー)も不足した状態です。早朝の下痢(五更泄瀉)、冷え、腰のだるさ、むくみなどの症状が見られます。クローン病が長期化した場合に見られることがあります。 肝脾不和(かんぴふわ) ストレスなどにより「肝」の気の流れが滞り、それが「脾」の機能に影響を与えた状態です。ストレスや緊張で症状が悪化する、腹痛と下痢を繰り返す、腹部の張り、イライラなどの症状が見られます。クローン病の症状がストレスで悪化しやすい場合、この証が関係していることがあります。 湿熱内蘊(しつねつないうん) 体内に「湿」と「熱」が停滞した状態です。下痢、粘血便、肛門の灼熱感、口の渇き、発熱などの症状が見られます。クローン病の活動期(炎症が強い時期)には、この証に該当することが多いです。 鍼灸治療で期待できる効果 鍼灸治療は、クローン病そのものを根治する治療ではありませんが、以下のような効果が期待できます。 腹痛の緩和 鍼灸治療は、鎮痛効果があることが知られています。クローン病による慢性的な腹痛に対して、痛みを和らげる効果が期待できます。鍼刺激により、エンドルフィンなどの鎮痛物質の分泌が促進されると考えられています。 消化機能の改善 鍼灸治療は、胃腸の蠕動運動を調整し、消化機能を改善する効果があります。下痢の頻度を減らしたり、食欲を改善したりする効果が期待できます。特に足三里などの消化器系に関連するツボへの施術が有効です。 ストレス・不安の軽減 慢性疾患を抱えることによる精神的なストレスや不安は、症状を悪化させる要因となりえます。鍼灸治療は、自律神経を調整し、リラックス効果をもたらします。ストレス管理はクローン病の症状コントロールにおいて重要な要素です。 睡眠の質の改善 腹痛や頻回の排便により、睡眠が妨げられることがあります。鍼灸治療は、心身をリラックスさせ、睡眠の質を改善する効果があります。良質な睡眠は、体の回復力を高め、全身の健康状態の改善につながります。 倦怠感・疲労感の軽減 クローン病では、炎症や栄養吸収障害により、慢性的な倦怠感や疲労感を感じることが多いです。鍼灸治療は、気血の流れを改善し、全身のエネルギーを高める効果があります。 クローン病治療でよく使用されるツボ クローン病の鍼灸治療では、患者さんの証や症状に応じて様々なツボを使用します。代表的なツボをご紹介します。 足三里(あしさんり) 膝の下、すねの外側にある胃経のツボです。消化機能を高め、気を補う効果があります。クローン病による消化器症状全般に広く用いられる、最も重要なツボの一つです。免疫機能の調整にも効果があるとされています。 中脘(ちゅうかん) おへそとみぞおちの中間にあるツボです。胃腸の機能を調整し、腹痛や腹部膨満感を和らげる効果があります。消化不良や食欲不振にも用いられます。 天枢(てんすう) おへその左右にあるツボです。大腸の機能を調整し、下痢や便秘、腹痛に効果があります。クローン病で特に大腸に症状がある場合によく用いられます。 関元(かんげん) おへその下にあるツボです。元気(根本的なエネルギー)を補い、体を温める効果があります。脾腎陽虚の証に対して特に有効で、冷えを伴う下痢や倦怠感の改善に用いられます。 太衝(たいしょう) 足の甲にある肝経のツボです。肝の気の流れを整え、ストレスによる症状を和らげる効果があります。肝脾不和の証に対して用いられ、ストレスで症状が悪化する場合に効果的です。 三陰交(さんいんこう) 足の内くるぶしの上にあるツボで、肝・脾・腎の三つの経絡が交わる重要なツボです。消化機能を高め、血行を促進し、全身のバランスを整える効果があります。 鍼灸治療を受ける際の注意点 クローン病に対して鍼灸治療を検討される際は、以下の点にご注意ください。 必ず主治医に相談する 鍼灸治療はあくまで補完療法です。クローン病の標準治療(薬物療法など)を自己判断で中止したり変更したりせず、必ず主治医と相談の上で鍼灸治療を併用してください。 活動期は慎重に クローン病の活動期(炎症が強く症状が悪化している時期)には、鍼灸治療の適応について慎重な判断が必要です。寛解期に症状の安定や再燃予防を目的として受けることが多いです。 定期的な検査を継続する 血液検査、内視鏡検査などの定期的なモニタリングは必ず継続してください。自覚症状だけでなく、客観的なデータで病状を把握することが重要です。 経験豊富な鍼灸師を選ぶ 炎症性腸疾患に対する鍼灸治療は、専門的な知識と経験が必要です。消化器疾患や慢性疾患の治療経験がある鍼灸師を選ぶことをお勧めします。 体調の変化を伝える 治療中は、体調の変化や新たな症状があれば、すぐに鍼灸師と主治医の両方に伝えてください。特に、発熱、激しい腹痛、血便の増加などの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。 まとめ クローン病は、長期にわたる治療と生活管理が必要な疾患です。現代医学的な治療を基本としながら、鍼灸治療を併用することで、症状の緩和やQOL(生活の質)の向上が期待できます。 東洋医学は、体全体のバランスを整えることを重視します。クローン病による様々な不調に悩まれている方は、ぜひ一度鍼灸治療をご検討ください。当院では、クローン病をはじめとする消化器疾患に対する鍼灸治療の経験が豊富です。お一人おひとりの体質や症状に合わせた丁寧な施術を心がけております。 ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。皆様の健康をサポートできることを楽しみにしております。 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • 不安神経症に鍼灸ができること

    不安で胸がざわつく、息が浅い、眠れない…。そんな状態が続くと、日常の小さなことさえ負担に感じてしまいます。この記事では、初めて鍼灸を検討する方に向けて、『不安神経症(不安が強い状態)』に対して鍼灸でできることを、やさしく整理してお伝えします。 不安神経症ってどんな状態? ここでいう『不安神経症』は、強い不安や緊張が続き、体にもさまざまな反応が出ている状態を指します。たとえば、次のような症状が重なって起こることがあります。 動悸・息苦しさ 胃の不快感・食欲の低下 肩こり・首こり・頭痛 眠りが浅い・途中で目が覚める 手足の冷え・ほてり・汗 不安は『気持ちの問題』だけではなく、体の緊張(自律神経の乱れ)として現れることが多いのが特徴です。 鍼灸が目指すのは『緊張をゆるめて、回復しやすい状態に戻す』こと 鍼灸は、不安そのものを“消す”というより、体にかかり続けている緊張をゆるめ、呼吸・睡眠・胃腸・血流などの働きを整え、回復しやすい土台を作ることを得意としています。 鍼灸で期待できる変化 個人差はありますが、施術によって次のような変化を目にすることが多いです。 呼吸が深くなり、胸のつかえが軽くなる 寝つきが良くなり、途中で起きる回数が減る 胃腸の不調(ムカムカ、食欲低下、下痢・便秘)が落ち着く 首・肩のこわばりがゆるみ、頭痛が起こりにくくなる 『不安が来そう』なときに、体のサインに早く気づけるようになる 初めての鍼灸、痛くない?こわくない? 鍼は髪の毛ほどの細さのものを使い、強い痛みが出ることは多くありません。『チクッとする』『重だるい感じがする』など、刺激の感じ方は人それぞれです。心配な方には、刺激量を少なくしたり、刺さない鍼を中心にしたりと調整することができます。 通院の目安(はじめの一歩) 不安が強い時期は、体が常に緊張しやすいため、最初は間隔を詰めて整えていく方が多いです。状態が落ち着いてきたら、間隔を空けてメンテナンスに移行します。無理のないペースを一緒に相談しながら決めていきましょう。 病院の受診が必要なケースもあります 強い動悸や胸痛、息苦しさ、急激な体重減少、日常生活が成り立たないほどの不安・不眠が続く場合は、医療機関での確認が大切です。鍼灸は、医療と併用しながら体のつらさを和らげる選択肢としても役立ちます。 ご予約・お問い合わせ 初めての方は、今の困りごと(眠れない、動悸、胃の不調など)をそのままお話しください。電話でのご予約・お問い合わせを受け付けています。 【電話】011-206-6564 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • 機能性ディスペプシアに鍼灸ができること

    「検査では異常なしと言われたのに、胃が重い」「少し食べただけで苦しい」「みぞおちが痛む・ムカムカする」こうした状態が続くと、食事が怖くなったり、外出や仕事にも影響が出てしまいます。 機能性ディスペプシア(FD) は、胃や十二指腸に“目に見える異常”が見つからないのに、胃の不快症状が続く状態です。 体質やストレス、生活リズムなどが絡み合って起こりやすく、薬だけでは波が残る方も少なくありません。 鍼灸は、症状そのものだけでなく「なぜ胃がつらくなりやすい状態になっているのか」という背景も含めて整えていくことを得意としています。 機能性ディスペプシアの主な症状 FDは大きく2つのタイプに分けられます。 1)食後愁訴症候群(PDS) 食後の胃もたれ すぐお腹がいっぱいになる(早期満腹感) 食後の膨満感、げっぷが増える 2)心窩部痛症候群(EPS) みぞおちの痛み みぞおちの灼ける感じ 空腹時に不快感が強い ※吐き気、食欲低下、便通の乱れ、睡眠の質低下、肩こり・頭痛などが一緒に出る方もいます。 なぜ「異常なし」でもつらいのか(FDで起こりやすいこと) FDでは、次のような“機能の乱れ”が重なりやすいと考えられています。 胃の動き(蠕動・排出)のリズムが乱れる 胃が食べ物を受け入れて広がる働きがうまくいかない 胃が過敏になり、少しの刺激でも不快に感じやすい 自律神経の乱れ(緊張が抜けない、睡眠が浅い) ストレスや不安で症状が増悪しやすい つまり「胃だけの問題」ではなく、神経・血流・筋緊張・呼吸の浅さなど、全身の状態が胃に影響しているケースが多いのが特徴です。 鍼灸が機能性ディスペプシアにできること 鍼灸では、次のような方向性で体を整えていきます。 1)自律神経のバランスを整え、胃の働きを“回復しやすい状態”へ FDは、交感神経(緊張)優位が続くほど悪化しやすい傾向があります。 鍼灸で呼吸が深くなり、体の緊張がゆるむことで、胃腸が動きやすい土台を作ります。 2)みぞおち〜肋骨まわりの緊張をゆるめ、胃の圧迫感を軽くする 胃の不快感が強い方ほど、 みぞおち周辺 肋骨の内側 背中(胃の裏側あたり) が硬くなっていることがあります。 鍼灸でこの緊張をほどくと、「胃が詰まっている感じ」「呼吸がしづらい感じ」が軽くなります。 3)胃の“過敏さ”を落ち着かせ、症状の波を小さくする FDは「症状が出る日・出ない日」の波が大きいことが多いです。 鍼灸は、過敏になっている状態を落ち着かせ、波を小さくしていくことを目標にします。 4)睡眠・疲労・冷えなど、悪化要因を一緒に整える 睡眠不足、疲労の蓄積、冷え、月経周期の影響などが重なると胃症状が出やすくなります。 鍼灸では、胃だけに限定せず「悪化しにくい体の条件」にアプローチし体を整えていきます。 施術の進め方(目安) まずは症状の出方(食後/空腹時/時間帯/ストレスとの関係)を丁寧に確認します お腹だけでなく、背中・首肩・呼吸の浅さ・冷え・睡眠など全身をみて施術します 体の反応を見ながら刺激量を調整します(強い刺激が苦手な方にも対応します) ※FDは「良い週が増えていく」「悪い日の症状が軽い」ように変化していくことが多く、短期でゼロにするというより“波を整える”イメージで進めます。 日常でできるセルフケア(鍼灸と相性が良いこと) 無理のない範囲で、次のような工夫を心がけることが改善には大切です。 食事は「量を少なめ・回数を分ける」 よく噛む(胃の負担を減らす) 食後すぐの強い運動や入浴を避ける(症状が出やすい方は特に) みぞおちを冷やさない(腹巻・温かい飲み物) 寝る前のスマホ時間を短くして睡眠の質を確保する ※「これをやれば治る」というより、悪化要因を減らして回復しやすい条件を作るのが目的です。 受診が必要なサイン(大切) 次のような場合は、まず医療機関での確認をおすすめします。 体重が急に減る 吐血・黒い便 強い貧血、発熱 飲み込みにくさ 痛みが急に強くなった/今までと明らかに違う まとめ:胃だけを責めず、体の“整う力”を引き出す 機能性ディスペプシアは、検査で異常がないからこそ周囲に理解されにくく、本人が一番つらい状態になりがちです。 鍼灸は、胃の不調を「自律神経・緊張・睡眠・冷え」など全身の状態から整え、症状の波を小さくしていくサポートができます。 「薬は飲んでいるけれど、症状が残る」 「ストレスや疲れで胃がすぐ反応してしまう」 そんな方は、一度ご相談ください。 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • 慢性前立腺炎を治したい方へ

    北海道で慢性前立腺炎の治療をしたい方へ 陰茎がヒリヒリする 睾丸がズーンと重い 会陰部(睾丸とお尻の穴の間)が痛い 座ると痛くなる 抗生物質が効かない 病院では「痛みと付き合っていきましょう」と言われた 頻尿がひどくなってきた こんな症状で悩んでいる方は慢性前立腺炎かもしれません。 慢性前立腺炎とは 慢性前立腺炎は尿検査で細菌が検出されなくても以下のような症状がおこる疾患です。 頻尿 会陰部痛 睾丸痛 陰茎痛 臀部痛 排尿時痛 射精時痛 痛みまでいかない違和感も含まれますが、 このような状態が長期間続きます。 なぜ病院では治りずらいのか 通常病院の泌尿器科では前立腺肥大と前立腺がんとの鑑別をまず第一に行われます。 そのどちらでもない場合、尿検査にて細菌の有無を検査します。 細菌がある場合、通常抗生物質での治療になるのですが、それが効かない方が多数いるのです。 この場合セルニルトンか漢方薬の処方に移ることも多いですが、やはりこれも効かない方が多くいます。 それはなぜか? それは慢性前立腺炎と診断される方のほとんどは 前立腺に炎症を起こしていない可能性が高いためです。 症状を起こすの本当の原因は 陰部神経の神経痛 骨盤底筋の過緊張 自律神経の問題 臀部の血流の低下   が影響しています。 抗生物質は細菌をやっつける薬なので、これらの原因には効果的ではありません。 だから、病院では治りずらいのです。 鍼灸治療が効果的な理由 鍼灸は、 陰部神経の過剰な興奮を抑える 骨盤底筋の過緊張を緩める 自律神経を整える 臀部の血流を改善できる 慢性前立腺炎の本当の原因にアプローチすることが可能です。 北海道で慢性前立腺炎で悩んでいる方へ 鍼灸指圧Sweepは札幌市中央区で約15年間、慢性前立腺炎の治療を続けてきた治療院です。 当院では、単に骨盤底筋にアプローチするだけではなく全身の自律神経を整え、血流を改善し、過剰な陰部神経興奮を鎮静します。 今まで多くの方を治療して、喜んでいただいています。 我慢してると悪化するかも 痛みや違和感を我慢し続けると、それ自体のストレスで二次的にメンタルが悪影響を受けたり、自律神経が乱れたりします。その結果症状が悪化するという悪循環も考えられます。 慢性前立腺炎の治療は早期に始めるほど治る可能性が高い傾向があります。 病院の検査や治療はもちろん重要ですが、症状が改善していかない方は我慢せずに鍼灸治療をお試しください。 最後に 慢性前立腺炎は「治らない病気」ではありません。 ちゃんとした対処をすれば「普通に治る病気」だと思います。 一人で悩まず気軽に相談してください。 鍼灸指圧Sweepがあなたの希望になれれば幸いです。 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎 (Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • 自律神経失調症の対処と鍼灸に出来る事

    多くの方が原因のわからないまま、さまざまな症状で苦しんでいる『自律神経失調症』 その対処法と鍼灸やマッサージで出来ることをお伝えします。 頭痛やめまい、不眠などで病院を受診しても特に異常が見つからない場合「問題ないです」とか「自律神経の問題ですね」とか言われることが多いですよね。そして「自律神経失調症か〜」と、変に納得して何も対処をされない方も多いと思います。 「自律神経失調症」は正しく対処すれば改善することが可能な疾患です。 自律神経失調症の対処法を学んでいきましょう。 そもそも自律神経とは 自律神経とは、たとえば心臓や消化など自分の意志でコントロールできない全身の働きを、まさに「自律的」にコントロールしているシステムのことです。 日中に 優位に働く「交感神経」と 夜に 優位に働く「副交感神経」があります。 交感神経は活動のための神経で、副交感神経は休息のための神経です。 交感神経の働き:アドレナリンがでる、脈が早くなる、呼吸が早くなる、血圧上昇、発汗促進、口が乾くなど 副交感神経の働き:アセチルコリンがでる、消化促進、排尿、排便、涙の分泌、リラックス、安静化など ポイントは、交感神経と副交感神経はどっちが優位の方が良いというものではなく、適切なタイミングでそれぞれがちゃんと働くことが大事なのです。 自律神経失調症のパターンは大きく3つ 上記のように、自律神経は交感神経と副交感神経のバランスがとても大事で、それが崩れている状態を「自律神経失調症」と呼びます。 自律神経失調症には次の3つのパターンがあります。 交感神経が強すぎるタイプ ストレス過多で多忙な方に多いタイプ。交感神経の働きが強く、スイッチをOFFにできない状態。主な症状としては  不眠、口渇、血圧上昇、頭痛 などがあります。                                     副交感神経が強すぎるタイプ 長期の身体的、または精神的なストレスにさらされて交感神経が疲弊し、擦り切れてしまって相対的に副交感神経が強く働いている状態。常にスイッチOFF。 主な症状としては 体のだるさ、めまい、肥満、耳鳴り などがあります。     交感神経、副交感神経両方とも弱いタイプ 睡眠障害や栄養のかたより、過労などによりどちらの神経も疲弊してうまく作動しない状態。 主な症状は 慢性疲労、全身の痛み、関節痛などがあります。  、 自分で出来る対処法 対処法その1 - 規則正しい生活 自律神経は生活のリズムから多大な影響を受けます。というか生活のリズムに合わせて作動するのが正常な状態ですので、その生活リズムが不規則であれば正しく作動しないのはある意味当然とも言えます。毎日決まった時間に起きる、寝る、食事をすることを心がけましょう。 対処法その2 - 環境を整える 自律神経は交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズであれば正常と言えます。眠る際は部屋を暗くして音も静かの方が副交感神経への移行がスムーズになります。また起きる際もカーテンを開け太陽の光を浴びる事で、交感神経への切り替えがスムーズに起こり、すっきり1日を始める事ができます。 対処法その3 - ストレスをコントロールする ストレスには精神的なストレスと身体的なストレスがあり、そのどちらも適切にコントロールできなければ自律神経の正常な働きを阻害します。現代社会で生きていく以上、誰でもストレスは感じているかもしれませんが、コントロールするということは必ずしも完全になくす事ではなく、好きなことをしてうまく発散したり、嫌な人とは距離を置く、頑張りすぎないなど自分にあった方法を見つける事が大切です。 対処法その4 - 呼吸法 呼吸法は、自分でできる自律神経へのアプローチとしては最強の方法だと思います。 自律神経は基本的には自分の意志ではコントロールできませんが、呼吸だけは自分の意志でコントロールする事ができます。 スイッチオフの丹田呼吸 交感神経が強すぎるタイプの方に行って欲しいのが『スイッチオフの丹田呼吸』です。寝る前やイライラしているときにスムーズに副交感神経を刺激しリラックスの助けになります。   やり方 1. リラックスできる姿勢でおへその下(丹田)に手を当てる。 2. 丹田を凹ませるように、口からゆっくりと息を吐き切る。 3. 丹田に空気を溜めるようなイメージで息を深く吸う。 4. 吐く方を長くゆっくりを意識しながら2.3を繰り返す。 スイッチオンの丹田呼吸 副交感神経が強いタイプの方にオススメなのが『スイッチオンの丹田呼吸』です。 朝起きた時やだるいなと感じた時など交感神経を刺激してスッキリした状態に導きます。   やり方 1. リラックスできる姿勢でおへその下(丹田)に手を当てる。 2. 丹田を凹ませるように、口からゆっくりと息を吐き切る。 3. 丹田に空気を溜めるようなイメージで息を深く吸う。 4. 最大に丹田が膨らんだ状態でお腹に力を入れて腹圧を上げます。 5. 3〜7秒くらい息を止めます 6. 2~5を繰り返す。 鍼灸マッサージに出来る事 鍼灸やマッサージには『気』をコントロールし、血流を改善する効果があります。 また、神経伝達物質やホルモンを適切な状態に調節する効果があり、その効果により、幸せホルモンと言われるセロトニンの放出を促したり、ストレスホルモンのコルチゾールを減少させる事が分かっています。 また自律神経失調症のほとんどの方にある、肩こりや首のこり、背中の張りなどを改善する事で、呼吸を深くする事が期待できます。 βエンドルフィンの分泌を促す、リラクゼーション効果も鍼灸マッサージには期待できます。 病院の薬に比べて、副作用が少ない鍼灸マッサージと日々のセルフケアを組み合わせて対処する事が自律神経失調症には効果的だと思います。「原因不明の不調」でお悩みの方は鍼灸マッサージをご検討ください。 自律神経失調症かな?と思ったら 自律神経失調症の原因の中には、 癌や狭心症など重大な疾患が隠れている場合もあります。まず一度は必ず病院の診察を受けることをおすすめします。 重大な疾患がないような場合は、鍼灸マッサージやセルフケアを行っていきましょう。

  • むち打ち症と鍼灸に出来ること

    交通事故や急な衝撃で首に負荷がかかると、 むち打ち症(頸部捻挫)  が発症することがあります。 『 むち打ち症 』はWHO(世界保健機構)の鍼灸適応疾患の一つに挙げられており、臨床においては多くの方が鍼灸の効果を実感しています。 今回はそんな『 むち打ち症 』について、その症状や鍼灸にできることを記していきます。 むち打ち症 むち打ち症 とは むち打ち症(whiplash injury) は頚部捻挫や外傷性頚部症候群の一般名で、交通事故などの強い衝撃や外傷によって首の筋肉や靭帯、神経などが損傷して起こる症状の総称です。外見では分かりにくい場合も多いですが、首の痛みや肩こり、頭痛、めまいなどが現れることがあります。 交通事故で起こるむち打ち症とは? むち打ちは首の筋肉や靭帯への強い負荷が原因で発生します。症状が軽くても放置すると慢性的な痛みやコリにつながり、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。 交通事故 むち打ち症の症状 次のような症状が代表的です。 首の痛みや違和感 肩や背中のこり 頭痛やめまい 手や腕のしびれ 首の動きが制限される むち打ち症かなと思ったら むち打ち症は前述のとおり、鍼灸治療の適応ですが、交通事故や頭部への強い衝撃を受けた場合は 必ず整形外科などの病院に行きましょう。 その結果、脳や神経、骨等異常がないことが確認できれば、積極的に鍼灸やセルフケアをすることをおすすめします。 自分で出来る対処法 ※ここで記す自分で出来る対処法は全ての人が必ず良くなるとは限りません。まずは少しずつ行ってみて、症状が悪化するようならやめて必ず専門家に相談しましょう。症状が良くなるという実感が感じられるなら継続して行う事で少しずつ症状が緩和されていきます。 対処法その1 - 温める 蒸しタオルなどで患部を温めることで回復を早めることができます。また、日頃から入浴などで体を温めて、血流を促進することで筋肉に酸素や栄養素を送り込み、老廃物を排出する事ができます。 対処法その2 - ストレッチ 関連性のある筋肉を気持ちよく伸ばすストレッチも改善には有効な事が多いです。ただ、動かす事で痛みが走るような場合はやらない方が良いので、注意が必要です。 対処法その3 -姿勢の工夫 デスクワークや長時間のスマホの利用などは、頚部に過度の負荷を与えてしまいます。途中適度に休憩をはさむなど姿勢の工夫も大切です。 鍼灸に出来る事 鍼灸治療は、むち打ちによる首の痛みや肩こりに効果が期待できます。 血流改善 : 鍼で血流を促進することで、筋肉の疲労やこりを和らげ、早期にむち打ち症を軽減することが期待できますます。 筋肉の緊張緩和 : 首や肩周りの硬くなった筋肉がほぐれることで通常よりも早く痛みの軽減が期待できます。 自然治癒力の向上 : 鍼灸の施術により自律神経のバランスを整え、自然治癒力の後押しをいたします。その結果早期の治癒が期待できます。 鍼灸でむち打ち症を早期改善 むち打ちは後から症状が出ることもあり、 早めの対応が大切 です。当院では、首や肩周りの状態を丁寧に診察し、患者様一人ひとりに合わせた施術を行っています。 [無料カウンセリングを申し込む] 👉 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎(Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • 第15回線維筋痛症学会に行ってきました

    2025年11月15、16日に『日本線維筋痛症・慢性疼痛学会第15回学術集会』が開催され、出席してきました。 場所は、今年も東京お茶の水の順天堂大学でした。 去年と一緒でいい天気 今年も、全国から学会に所属しているドクターや鍼灸師、医療関係者の方々がたくさん集まり、最新の治療法や薬の話、治療例などを講演されていました。 今大会の大会長は聖マリアンナ医科大学の脳神経外科山野先生でした。 線維筋痛症の治療において著名で最近では疼痛緩和治療器『エイト』の治験をされている日本橋リウマチペインクリニックの岡先生。 私の大好きな斑目先生や西岡先生もおられて、日本の慢性疼痛治療の基礎研究では第一人者の東京慈恵医科大学 痛み脳科学センターの加藤先生はビデオでの参加でした。今回も多くの著名な先生たちの講演を聞き、大変多くの刺激を受けることができました。 どの講演もとても勉強になったのですが、今回私が参加して特に面白かった講演は 「痛覚変調性疼痛の脳機構」  加藤総夫先生 「線維筋痛症の臨床的側面と治療」    西岡健弥先生 「家族機能と痛み:線維筋痛症の心身医学的研究」  細井昌子先生 「線維筋痛症の多彩な心身症状をどう診るか、心療内科の視点から」  村上正人先生 「”痛みと共に生きる”を支える心理臨床-マインドフルネスがもたらす視座の転換」  村上安壽子先生 「間接灸と気功治療の併用による線維筋痛症・慢性疲労症候群の治療成績」   斑目健夫先生 などがありました。 尊敬する斑目先生と 今年は副題として『患者に寄り添う医療と研究の融合-慢性痛克服への挑戦』ということで、基礎研究による病態の解明はもちろんですが、より臨床の現場の情報が多くあり、とても勉強になりました。 やはり臨床の現場での問題としては線維筋痛症や慢性疲労症候群などの機能性身体症候群:FSSは診断までにどうしても時間がかかってしまうということでした。 反面早期に治療的介入をすることが予後の改善に重要であることも確かな情報としてあります。いうまでもなく線維筋痛症は難しい疾患で、未だ解明されず、医療機関でも対応に困ってしまっている報告が世界中から届いています。やはり医療従事者側がもっと情報のアップデートをおこたらず、慢性疼痛の知識を持つことが早期介入の鍵だと思います。 今日も医療現場では七転八倒しながら頑張っています。 そんななかで、患者さんを少しでも改善しようとみんな考えています。 私にもできることは確実にあると、今年も勇気づけられた会でした。 帰りにはいつもの池袋「屯ちん」 しかも全部乗せ 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎(Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

  • なぜ鍼灸は効くのか ①-軸索反射-

    なぜ鍼灸は効くのか 鍼灸療法は古代から続く伝統的な治療法であり、多くの人々にとって健康を促進する手段とされています。しかし 『なぜ鍼灸は効くのか』 そのメカニズムは多くの方にとって不思議なものかもしれません。世界で鍼灸療法の科学的メカニズムを解明しようという動きが活発になったのは20世紀の後半になってからで、未だ解明されていないことも多くあるのが現状ですが、今回は現在に至るまでで解ってきた『 なぜ鍼灸は効くのか 』そのメカニズムの一つである 軸索反射 をお伝えします。 なぜ鍼灸は効くのか -軸索反射- 軸索反射とは 「軸索反射(じくさくはんしゃ, axon reflex)」 とは、「脳」「脊髄」「末梢神経」と繋がる神経のうち、 「末梢神経」 で起こる代表的な鍼灸の反応で、イギリスの医師で生理学者の トーマス・ルイス(Sir Thomas lewis) によって提唱、確立されました。 端的に説明すると、鍼灸の刺激を受けたツボの周囲の血行が改善し、皮膚がほんのり赤くなる反応のことを言います。 鍼灸の施術を受けたことがある方なら見たことがあるかもしれませんが、この血管拡張の発赤ことを フレア反応 と呼んだりもします。血行が改善することで疲労物質や疼痛物質などを流し、痛みの改善につなげています。 その時体の中では次のようなことが起こっています。 軸索のイメージ 軸索反射のメカニズム 🔹 基本の流れ 軸索反射は中枢を通らず、1本の感覚神経の中だけで完結します。 🔹 しくみ 皮膚などの末梢で刺激を受ける。 その刺激が感覚神経(求心性神経)を伝わります。 通常その電気信号は中枢神経に向かいます。ところが、一部の電気信号はその神経の軸索(神経線維)の枝分かれしている部分から逆方向(遠心性)に伝わることがあります。 その結果、枝分かれした枝の末端から神経伝達物質(例:サブスタンスP、CGRP)が放出されます。 それによって血管拡張や発赤(赤み)が起こります。 🔹 よく見られる例:「フレア反応」 皮膚をピンで軽く刺すと、しばらくしてその周りが赤くなりますね。 これが「軸索反射による血管拡張(フレア)」です。 この反射は、脳を経由せずに処理されるため、非常に迅速な反応を可能にします。この特性は、鍼灸療法の理解に不可欠であり、鍼灸による体調の変化を詳しく考えるきっかけにもなります。 A high angle view of an acupuncture session depicting the therapeutic environment. 軸索反射の効果 ここで重要なのが、血管が拡張した際の全身の反応です。 軸索反射には痛みを和らげる効果だけで無く、だるさを軽減し、より代謝を上げ、リラックスを促進したり、体の自然治癒力を促進させる効果もあると考えられています。 軸索反射で効果を期待できるおもな疾患は、肩こり、腰痛、筋肉痛などの筋肉系の疾患ですが、不眠など自律神経症状の改善にも関与しています。 具体的な鍼灸の治療例として、慢性的な腰痛で悩んでいる患者さんには、背中の特定の経穴に対し、鍼灸を用いて施術することが有効とされています。 鍼灸は、皮膚や筋肉に存在する神経を刺激することで、体内に伝わる信号を調整してさまざまな変化を作り出しているのです。 熟練の鍼灸師は患者さんに与えるストレスをより軽減し、より効果的に軸索反射を引き出すことも出来るでしょう。 施術後、患者さんからは「鍼を受けた後、体が軽くなった」との声が寄せられることが多く、これは軸索反射による効果でもあると思います。 An eye-level view of a tranquil acupuncture treatment room set for healing. 最後に 鍼灸のメカニズムについて理解を深めることは、あなたの健康への助けにもなると思います。また、自分の体と心の状態をより良く理解するためのきっかけにもなるでしょう。 鍼灸の施術を受ける際は、ぜひ自分自身の体の反応に注目し、効果を実感してみることをおすすめします。 体の感覚や変化にフォーカスすることで、より充実した健康ライフを送ることができると思います。 鍼灸指圧Sweep院長 このブログの著者 水上 達郎(Mizukami Tatsuro) 「本当に信頼できる鍼灸師」を目指して2011年から札幌の地で開業中

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